慰謝料いろいろ

慰謝料は、不法な行為によって受けた精神的苦痛を金銭によって和らげるために受け取るものです。苦痛が金銭で治るのかという議論もありますが、代わりになる対価がない限りは仕方がないのでしょう。一般的に、慰謝料が請求できる場合の常識的範疇は理解されています。請求者も支払う側もある程度お互いに納得すれば、金銭のやり取りが行われます。このとき、必ず示談書や和解契約書を作成します。後から、金額的なことでも揉めないためです。もし、双方に金額など納得いかない部分があれば、裁判ということになります。

では、慰謝料の相場はいくらくらいなのでしょうか。慰謝料が支払われる代表例の離婚の場合ですが、さまざまな要因があるので金額もかなり違ってきます。1番の理由は、支払う側の資産の違いでしょう。財産があれば支払う分も多くなるので、請求金額も当然高くなります。一般的なサラリーマンの場合で、200万円程度といわれています。

民法上で慰謝料を請求できるのは、父母と配偶者、子ということになっています。慰謝料の性質上、精神的な苦痛のために支払われるから、被害者からより近い近親ということなのでしょう。当然、離婚や名誉棄損、セクハラなどの場合は請求の対象になりません。しかし先程上げたように、死亡などにより財産の損害があれば祖父母や孫、兄弟も認められる場合もありますがなかなか難しいようです。