慰謝料ってなに?

最近、いろいろ話題になっている慰謝料。呼び名からは内容が想像しづらいですが、被害者が受けた精神的や肉体的苦痛により、手に入れることのできる損害賠償です。確かに慰謝料という言葉だけが独り歩きし、何が慰謝料なのか、慰謝料はどこまで請求できるのか、わかる方も少ないと思います。正確に答えられるのは、弁護士など職業に直接関係している方だけかもしれません。ここではそんな慰謝料について、ご紹介させて頂きます。

慰謝料と聞いて、まず何を思い浮かべますか。今だと、離婚に対する慰謝料でしょうか。他にも、交通事故に対するもの、有名人が雑誌の記事などに対して行う名誉棄損、暴行・傷害など直接被害を受けたもの、セクハラなど精神的な苦痛に対するものなど数え上げたらきりがありません。要するに、自らが何らかの形で苦痛を受ければ請求はできますが、実際慰謝料が受け取れるかは別になります。それを判断するのが裁判所になります。では、どのようなときに慰謝料はもらえるのでしょうか。

慰謝料は誰が請求できて、どうしたらもらえるのかわかり辛いとはよく聞きます。たとえば、交通事故の被害を受け亡くなってしまった場合、本人が請求することはできません。この場合は、当然遺族ということになります。遺族の範囲も、基本的には被害者の父母、配偶者、子どもまでは認められています。では、祖父母や孫、兄弟姉妹は請求できないのかという問題もあります。法的には、被害者が死亡したことにより財産の損害があれば請求できます。しかし、この財産の損害という表現も理解し辛い部分もあります。